Blog

icocochi ブログ

2020.7.3

狭小地を活かした3階建て

皆様こんにちは。

本日は狭小地での建て方2日目でした。

ご覧ください、本当に狭小地です。

間口は狭いですが、縦にすっと伸びた美しいフォルムがお目見えです。

既に両隣りには既存建物があるため、細心の注意を払いながらの建て方となりました。

狭小地で横に広げられない分、縦に延びた3階建てとなります。

また、狭さを感じさせないように、室内はほぼ仕切りの壁がありません。

それでも強靭な躯体であり、安全性が確かめられているのがSE構法なのです。

壁の量で家の安全性を決める従来の基準では、ある一定量の耐力壁を設けなければなりません。そうなれば自由度は半減し、窓の大きさや開放感も大きく制限されてしまいます。

SE構法は、壁の量で強さを考えるのではなく、使用する材料や品質、接合方法などを科学的に検証し、どんな衝撃まで耐えるかを証明する構造計算を全棟行い、安全性能の基準を明確化しているのです。

そうです、安全性に対して一歩先を行く思考で皆様に安心して住んでいただけるようにご提案しているのです。

また、地盤と建物をつなぐ基礎から構造計算をしていることも大きな特徴です。

上部構造から基礎構造へ作用する力の分布を明確に算出することができるので、建物に最も適した基礎計画が可能なのです。

このようにして基礎を含めた建物の安全性を計算しているのです。

今回は、狭小地に建つ3階建ての事務所となります。

こちらの事務所は「SAKAEMASU」というブランドの日本酒を手掛けている清水屋酒造様の事務所です。

単一年に収穫されたお米のみ使用の 全量純米造り。
長期低温発酵により造られた 無濾過原酒。
少量仕込みだからこそ出せる、 繊細な味わい。

こういったこだわりを持った日本酒「SAKAEMASU」を手掛ける会社様に、icocochiの手掛けるSE構法を選んでいただき大変光栄に思います。。

そして、歴史ある会社様の事務所新築工事に携われたことに感謝しています。

また、高崎の設計事務所「SNARK」様に、SE構法で狭小地の3階建てというご指名をいただけたことに感謝します。

狭小地という敷地でも、SE構法なら魅力的な建物を引き出すことが可能です。

仕切りのない自由度の高い間取り。

採光を確保する大開口の窓や吹き抜け。

そして、心地よい空間。

なにより、資産価値の高い建物に。

さぁ、これから本格的な工事となります。

気を引き締めて最後までスタッフ一同、全力でサポートして参ります。

ではまた・・・

by fujimura