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icocochi ブログ

2024.3.11

「安全な木の家」をつくることが使命

東日本大震災により被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

東日本大震災より13年です。

今年1月には能登半島地震もあり、改めて「耐震」について考えなければならないと感じています。

東日本大震災の本震の際、気象庁が発表した「震度6弱」以上の揺れに見舞われたSE構法の建物は1,227件でした。また、「震度5強」以上の建物になると4,500件にのぼります。

しかしながら、主要な構造部に欠損があった建物はゼロでした。これがSE構法の強靭な躯体の証です。

では、東日本大震災の大地震にも耐えた仕組みをご紹介しましょう。

①立体解析による構造計算

建物の安全性を許容応力度の構造計算によって立証しています。建物の安全度を高めることで地震による建物の揺れを最小に抑えました。

②木質半剛接ラーメンフレーム+構造用面材の耐力壁

柱や梁そのものを互いに剛接合し強固な構造躯体をつくり上げるSE構法。一般在来工法の耐力壁と比べて約3.5倍の壁強度があり、間取りの自由度の高さを備えた耐震構法です。

③基礎に直結する柱脚金物

SE構法は土台から柱が抜けないように、柱と基礎とをSE金物で強固に接合する方法をとっています。地震などの横からの力による引き抜き現象に対して、圧倒的に強い性能を発揮しました。

また、変形の少ない部分では、金物がバネのようなメカニズムで地震動を吸収するため、繰り返しの地震動に耐えたのです。

④剛強な床構面

厚さ28mmの構造用合板により地震時に発生する荷重が建物全体に分散されました。

⑤徹底した品質管理

構造計算から部材加工まで一貫したCADシステムによる高精度の加工を実現し、さらにSE構法登録店制度を設けて施工水準を高く維持しました。

 

この結果、東日本大震災でのSE構法の家は、主要な構造部欠損はゼロだったのです。

大切な家族の命を守るはずの家でなくなってしまった たくさんの尊い命

繰り返してはならない、マイホームでの被災

忘れてはならない、大震災の悲惨な爪痕

麻痺してはいけない、No.1地震大国日本

いここちは、安全な木造住宅をつくり、安心して住める家を提供するためSE構法を採用しています。

あなたも、家族の命と財産を守る家づくりを考えませんか。

by fujimura