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icocochi ブログ

2024.3.10

敷地の形状を活かした高天井リビングの家

みなさまこんにちは

icocochiは先日、地鎮祭に行って参りました。お施主様おめでとうございます。

 

今回建築させていただくお住まいは、お土地探しからサポートさせていただきました。

当社で家づくりをして下さる方の中には、既に候補地がある方もいらっしゃいますが、土地探しからスタートする方も半数程いらっしゃいます。

土地探しは、広さ・日当たり・建物との予算配分・土地にかかっている規制など、考慮すべきことが沢山あるので時間も労力もかかる大変な作業です。

そのため、icocochiでは家づくりを担う専門家としてお客様からご要望をお伺いして土地探しのサポートをしています。

今回建築させていただくのは土地の形状を最大限に活用したお住まいです。

お施主様からご要望をヒアリングし、アクセスの良さや、前面道路の広さ、日当たりなどの条件が揃っているお土地を探しました。

今回の計画地は旗竿地です。旗竿地は道路に接する部分が細い通路のようになっており、少し奥まっているので道路側の視線からプライバシーを保ちやすく、静かに暮らせるのがメリットです。

↑の画像だと正面からなのでわかりにくいですが、今回建築させていただく建物は上から見ると五角形のような形になっているのが特徴です。

何故そのような形なのかというと、敷地そのものが五角形のような形をしているからです。

建物を敷地に沿った形状にすることで、余分な空きを作らず、無駄なく敷地を活用できるようにご提案いたしました。

icocochiが採用するSE構法では今回のような複雑な形の建物を安全に実現できるように構造計算を行います。

全棟で構造計算を実施することで、科学的根拠に基づいた適切な設計や部材の選定を行い、安心して暮らせる住まいを実現します。

室内は高天井の大空間リビングが広がっています。

仕切りのない高天井リビングは部屋全体を見渡すことが出来て気持ちの良い開放感を味わいながら寛げます。

また、こちらのお住まいでは住宅密集地であることを考慮し、敢えてリビングに大きな掃き出し窓を設けていません。

その代わりに、高い位置に窓を設けて、プライバシーを確保しながら部屋の奥まで光が届くようにしています。

高窓から差し込む光が部屋全体を明るくし、同時に青空や雲の流れなど外の景色を楽しめるリビングです。

周囲の環境を考慮した適材適所な窓を計画し、明るくて気持ちの良い空間になるようにいたしました。

 

こちらのお住まいは今月末着工予定です。

お施主様に心地よいお住まいをお届けできるよう、着工に向けて準備を進めて参ります。それではまた・・・。