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2021.10.9

無垢材の床のお手入れ

皆様こんにちは

皆様は「無垢材の床」というとどんなイメージを持ちますか?

icocochiモデルハウスでは無垢材の床を使用しています。

一見お手入れが大変そうに感じるかもしれませんが、実は日常のお手入れはさほど難しくありません。定期的なメンテナンスも必要ですが、正しく手入れすることで傷や汚れから保護することが出来ます。

今回は無垢材の床のお手入れ方法についてお伝えします。

色や質感の他に、「どんなお手入れが必要か?」ということも大事な選考基準の一つです。

お手入れ方法は仕上げに使った塗料によって異なります。何が自分の暮らしに合っているのか是非検討してみて下さい。

 

 

オイル塗装の場合

木の内部に浸透する塗料を使用しているので、木そのものの質感を楽しむことが出来るの特徴です。

icocochiモデルハウスの床もこちらのタイプです。

日常のお手入れは、掃除機と乾拭きでOKです。水分を多く含んだ雑巾で拭くと変形・変色する恐れがあるので注意して下さい。

 

定期的なお手入れは、年に一度を目安に塗料を再塗装をして下さい。(再塗装の方法は、株式会社マルホン様のHPに記載されているメンテナンス方法を参考にさせていただきました。)

 

用意するもの

・仕上げに使用している塗料(メーカーのHPなどで購入することが出来ます)

・ウエス(塗装や拭き取りに使う布)

・塗料を入れるトレイ

・サンドペーパー(180番、240番、320番)

・サンドペーパーブロック(サンドペーパーの土台)

・マスキングテープ(巾木や建具に塗料が付かないよう保護する必要がある場合)

 

塗装する前に塵やホコリ、汚れを除去して下さい。汚れが気になる場合は、専用のクリーナーを使用したり、サンドペーパーで削って落とすことが出来ます。サンドペーパーを使用する際は削りすぎないように注意しましょう!

汚れを落としたらウエスに塗料を少しづつ取り、薄く刷り込むように塗っていきましょう。

塗装が終わったら、表面の余分な塗料を拭き取り、自然乾燥させます。塗料の種類によって乾かす時間が異なりますので注意書きをよく読んで下さい。

こちらはマルホン様のArbor植物オイルの1リットル缶です。150~200㎡/リットルの塗装が可能な量です。

自分で買ったら大容量だと使い切らないし場所を取りそう・・・と心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、サイズ感もコンパクトです。もっと小さい0.2リットルサイズもあるので扱いやすいですね。

 

また、オイル仕上げの床は凹みや擦り傷が出来た場合、自分である程度補修することができます。

凹みは濡れタオルを置いてその上からアイロンで温めると元に戻ります。擦り傷はサンドペーパーで少しづつ削り、最後に再塗装すると目立ちにくくなります。

 

 

ウレタン塗装の場合

塗膜が木の表面をコーティングしているので、光沢のある仕上がりで、傷や汚れが付きにくいのが特徴です。

上の画像はUVウレタン塗装の床ですが、このようなオイル仕上げに近い光沢を抑えた質感のものもあります。

汚れは固く絞った雑巾で水拭きすることも可能です。ただし、こぼした水を放置すると目地から水が入り込んでカビや変形の原因になりますので、速やかに拭き取って下さい。

基本的には日常のお掃除のみで問題ないのでお手入れもしやすいです。

傷がついたり塗装が剥げた場合に自分で補修するのは難しいので専門の業者に依頼しましょう。

 

 

既にマイホームを建築済みの方で「自宅の床のお手入れ方法がわからない」「道具は何を用意したらいいの?」という方は家の仕様書を見たり、施工した建築会社に問い合わせてみましょう。

床材のメーカーがわかる場合は、メーカーのHPからメンテナンス用品を購入したり、お手入れ方法を調べたりすることが出来るので是非検索してみて下さい。

 

 

 

住み続けている間にどうしても汚れや傷は出来てしまうので、どんな素材でもお手入れは必要です。少し面倒に感じることもあるかもしれませんが、お手入れすることで劣化を軽減することが出来ます。

初めての家づくりでは迷うことがたくさんあります。icocohiではお施主様のライフスタイルなどをじっくりヒアリングした上で、どんな素材がおすすめかご紹介いたしますのでご安下さい。

 

 

「無垢の床を体感してみたい」という方は是非icocochiモデルハウスをご覧下さいませ。

それではまた・・・

by Takagi