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icocochi ブログ

2023.6.28

旅先の宿で見る景色のような庭

皆様こんにちは。

今日は土間で繋がる平屋の美しい庭をご紹介します。

最近は庭に広さを求めるのではなく、室内からの繋がりや視線の先、質などを重視して鑑賞できる程度の手の届くサイズの庭をご希望の方が増えてきました。

広い庭は手入れが大変です。

特にこの時期は植栽の手入れ、雑草除去、芝刈り、水やり、害虫駆除など。

適度な雨と夏の日差しで植物もぐんぐん成長しますので、草むしりや芝刈りなど「やってもやってもすぐに生えてくる」と嘆いている方も多いのではないでしょうか。

こちらの平屋の庭は、室内から窓を通して見える景色を重視して設計しています。

旅先の宿で部屋の窓から見る風景に、心が踊らされたことはないでしょうか。

あの、心癒されるワクワク感を住まいに取り入れた庭です。

リビングから繋がったタイル土間の先には、バークチップが一面に広がっています。

バークチップとは樹皮をチップ状にしたものです。

赤松や黒松といった松の樹皮でつくられることが多く、粒が大きくボリューム感が得られます。

落ち着いた色見になっていて、高級感と華やかさも持ち合わせているので、シンプルな庭でもとても映えます。

ウッドチップを敷くことで、雨の日の泥はね防止や雑草を生えにくくしてくれるなどのメリットも得られます。

バークチップし落ち着いた色なので、植栽のグリーンが際立つのです。

こちらの庭は、眺めを愉しむ庭です。

家庭菜園をするなどの広さはありませんが、植栽をポイント的に植えるにはちょうど良いサイズ感です。

このほどよいサイズに共感される方が多くなっているのです。

リビングの土間が庭まで続き一体化して、リビング空間を広く見せてくれるのです。

こちらがリビングから見た庭の風景です。

ウッドフェンスが外部からの視線を和らげてくれます。

リビングチェアに腰掛けながら、ゆったりと庭木を眺めることができます。

手に届きそうな距離感にある植栽。心地よい風が吹けばリズミカルに葉っぱが揺れます。

これが鑑賞する庭です。

大開口の窓と景色がセットになっているかのような、そんな一体感が楽しめます。

そして、タイル土間とバークチップの間には大きめの石が積まれたロックガーデンです。

積み石部分の上部は軒の先端があり、雨がこの部分に落ちるようになっています。

雨の日に見られる雨落ちの光景は風情があっていいですよ。

土間とロックガーデンは力強さを感じ、バークチップ部分は華やかさを感じます。

ダイニングからの眺めがこちら。

大開口の窓になっているので、リビングだけでなくダイニングやキッチンからも庭が望めるようになっています。

日常の中に緑があると気持ちが落ち着きますよね。

大開口の窓を開け放つと、リビングと庭が土間で繋がっているのがおわかりでしょう。

どこか懐かしさもあるタイル土間。

ペットが行き来をしたり、アウトドア用品の手入れをしたり。

外部と室内をつなげ、どちらの領域も含まれた不思議な空間になっています。

このように、この土間は自由な使い方ができる場所なのです。

庭はリビング、ダイニング、キッチンだけでなく、ライブラリースペースのベンチに腰掛けても鑑賞することができます。

読書をしながらふと目を外すと、庭の植栽が見えます。

そして、土間のサロンからも庭を鑑賞することができるのです。

日本には四季があり、庭も四季に合わせて様々表情を見せてくれます。

それを室内のどこからでも望めるのがこの土間で繋がる平屋です。

外に出て作業を楽しむ庭もあれば、鑑賞をメインとする庭もあります。

忙しいご家族にとっては、作業よりも鑑賞を優先したいとの要望が強いので、このような距離感の庭をご提案することが多くなっているのです。

旅先の宿で窓の景色を堪能する。

旅先の宿で自然と触れる。

そんなコンセプトのもとつくられた土間で繋がる平屋の庭です。

日が暮れてくると足元の照明が土間とロックガーデンを優しく照らしてくれます。

足元に明かりがあると、なんだか幻想的ですね。

年を重ねても愉しめるシンプルで美しい鑑賞の庭。

いここちでは、家も庭もサイズではなく「暮らしの質」をフォーカスしています。

そして構造・性能・空間をそれぞれデザインし、ライフスタイルに合った心地よい暮らしをご提案しています。

高崎市浜尻町のいここちモデルハウス高崎市中泉町の平屋モデルハウスは共に予約制にて見学可能です。

ぜひ、お出掛け下さい。

皆様のご来場を心よりお待ちしています。

ではまた・・・

by fujimura