Vol.4 都内から住み替え

JR高崎駅から徒歩圏内にicocochi

 畑さんのお宅は、群馬最大のターミナル駅、JR高崎駅まで徒歩圏内の閑静な住宅街にあります。たくさんの家がある中で目を引くスタイリッシュな二階建て。南と東側に設けられた大きな開口が目を引きます。こんなに大きな開口があって、プライバシーは、と心配になりますが、そこはicocochi。周囲の環境を考慮した作りになっていました。
 畑さんご夫妻は、都内で三度、マンションを買われ、高崎の家が四軒目のマイホームです。「その都度、終の棲家と思って選んだはずなんだけど」と顔を見合わせる篤正さんと朋美さん。若くして、住まいづくりのベテランです。
 地方都市に移られたのは「子どもたちをのびのびと育てられ、その上、教育環境が整った場所に終の棲家を」と考えたから。篤正さんの勤務先である都心と朋美さんのご実家のある新潟の中間地点に当たる高崎に白羽の矢を立てたそうです。

 早速、朋美さんはインターネットで群馬の建築会社を探すことに。お二人が第一条件にしたZEH(ゼッチ)をキーワードに検索すると二社見つかり、初めに足を運んでくださったモデルハウスがicocochiでした。
 ZEHはNet Zero Energy Houseの略で、断熱性能や省エネ性能を上げ、太陽光などで得る自然エネルギーと家庭で使用するエネルギーの差をゼロにする住まいです。住まう期間が長いほど経済的なメリットが大きくなることから、終の棲家にぴったりです。
 icocochiのモデルハウスに入った時、まず目に飛び込んできたのは吹き抜けのある広いLDK。それは、お二人の第二の条件にぴったりだったといいます。
 そこで担当者から説明を受けると「ここなら希望が叶いそうと、直感的にそう思いました」と振り返られました。大学で建築関係の教員だった篤正さんのお父さまも「設計から工事までやっている会社なら安心だ」と言われ、icocochiの実邸を見学。「やはりこれだ」とパートナーに選んでくださいました。

 いよいよ、土地探し。当初、提案を受けたのは高崎市内の一等地でした。確かに高崎駅に近く、新幹線通勤に便利で、庭も取れます。しかし、お二人は「庭の手入れをする自信がないし、あっても最小限でいい」という考えをお持ちでした。
 そして出会ったのが高崎駅から徒歩圏内で、吹き抜けのある広いリビングが作れる上に、二〜三台の駐車スペースを確保できるこの土地でした。
 icocochiは土地の道路付きや形状に依らず、どんな条件でも光とプライバシーを確保するのが得意です。お二人のご希望を叶えるためのプロジェクトが始まりました。

 吹き抜けのある広いLDKを中心に、ご夫妻のお部屋、子ども部屋、洗濯室、浴室と立体的なプランがかたち作られていきました。子ども部屋はパーテーションで仕切り、「最終的には大人になって家に帰って来た時に泊まれる部屋になればいい」と考えたそうです。
 お二人は、これまで住んだ家で最も気に入っていたという玄関脇のシューズクローゼットを希望されました。
 大容量の収納を希望される方が多い中、お二人は「これまでの引っ越しの度に不要なものを捨ててきた。収納は広すぎると何でもしまい込んでしまいがち」と経験に裏打ちされたしっかりした考えをお持ちでした。

 そんなお二人から最も高い評価を得たのはムダのない空間の使い方です。「特に、効果的な段差の付け方は見事」と篤正さん。デッドスペースになりがちな階段下は床を下げ、空調機の収納スペースの上に本棚を作り付け、お子さま専用のスペースが生まれました。お子さまが大人になり、お子さまが生まれたら、同じように足を伸ばして絵本を開く、そんな姿が思い浮かびます。
 キッチンとキッチンから続くパントリーも一段下げることにより、ダイニングチェアやソファに腰掛けた人と同じ目線の高さで料理ができます。シンクの前につけたわずかな差も、空間を意識的に区切る効果が。
 マンションほどの暖かさは期待できないだろと考えていた朋美さんを驚かせたのは、冬でも薄着で過ごせること。ZEHの効果も「売電―買電でマイナスになったことはありません」とにっこり。
 取材日前日の地震は「え? 気づかなかった」と驚き、「そういえば地震の心配をしなくなりました」と。
 都内から高崎に移られた印象を尋ねると「新潟で育ったので東京より落ち着く。東京にいて便利だったのは、建材や機器のショールームが充実しているので、提案されたものを見に行くのが楽だったこと。実際に見て選んだので失敗なし。特に主人が最終決定した床材と、私が選んだパントリーのクロスはとても気に入っています」と、またにっこり。
 icocochiだからできたお住まいに大満足の畑さんご一家。休日には、群馬の名所を巡り、もう一日は我が家でゆっくり。心も身体も元気いっぱい。明日も良い一日になりそうですね。