icocochiは全棟でSE構法を標準化しています。
これは、「SE構法もできる工務店」とは少し意味合いが異なります。オプションの選択肢としてSE構法を提案する工務店もありますが、それでは耐震性能や設計そのものに対する基本理念にダブルスタンダード(ふたつの基準が同時に存在すること)が生じてしまいます。そもそもSE構法の家づくりは、その根本的な考え方から在来工法(一般的な木造住宅の工法)とは大きく異なります。柱と壁で建物を支える在来工法と違って、SE構法は柱と梁の「フレーム」で強固な空間を生み出す木骨造構法なのです。
耐力壁を増やすことで空間の密度を高める在来工法と、枠組み自体を丈夫にして空間を守るSE構法とでは、設計の可能性に顕著な差があります。在来工法では壁を増やすことで空間が狭く区切られ、例え耐震性を確保できたとしても設計の自由度は大きく制限されます。一方でSE構法では枠組みの強さだけで横幅最大9メートル、軒高最大12メートルもの大空間を支えることができます。広々としたリビングや開放的な吹き抜け、車3台を並べることができるガレージなど、SE構法でなければ提案できないプランがあるのです。
だからこそ、icocochiはSE構法を選びました。過去の大地震でも倒壊ゼロの実績を持つ信頼性と、デザイン性が高く制限の少ないプランニングは、icocochiの家づくりに欠かせません。全棟SE構法へのこだわりは、良い家をつくるためには決して妥協をしないという私たちの決意表明なのです。
SE構法の登録施工店は全国に550社以上ありますが、その中でも、常に経営状態が安定し、より高いレベルの施工力と提案力があり、多くの実績を積んだ工務店のみが「重量木骨の家 プレミアムパートナーズ」として認定されます。その数は全国でわずか60社。icocochiは、全棟SE構法の家づくりが総合的に評価され、北関東では数少ない「重量木骨の家 プレミアムパートナーズ」に認定されました。
icocochiは、SE構法を選び、SE構法に選ばれた、耐震構法SE構法のスペシャリストなのです。SE構法でなくては建てられない家、それがicocochiが提案する家づくりの基準です。