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icocochi ブログ

2022.1.17

SE構法で家をつくる理由

皆様こんにちは。

今日1月17日は、阪神淡路大震災から27年です。被災された皆様には 心よりお見舞い申しあげます。

ニュース等で震災当時の被害状況や記憶が発信され、災害の恐ろしさを痛感するとともに、我々にできることや教訓を伝えなければならないと感じます。

いここちの家づくりは耐震構法SE構法です。

このSE構法は1996年、阪神淡路大震災の翌年に開発となりました。

大切な家族の命を守るはずのマイホームで、亡くなってしまった多くの尊い命

繰り返してはならない、マイホームでの被災

忘れてはならない、大震災の悲惨な爪痕

麻痺してはいけない、地震大国の日本

 

SE構法は、災害を教訓に、日本には安全な木造住宅が必要と痛感し、「木の家にテクノロジー」の想いのもと木造から、より強固な木構造へと進化させ、さらに構造計算をして間取りの自由度と安全性を追求したのです。

これは、我々家づくりに携わるものの使命です。

SE構法とは safety engineering の略で、安全で工学的な工法であることからこの名称になっています。

・柱と梁を剛接合

・木造ラーメン構造

・全棟で立体解析構造計算

・構造用集成材を使用

・Sボルトを使用

・柱脚の耐力は従来の9.5倍

・100年後も同じ強さを持つ金物を採用

このような特徴があります。

地震が多い日本だからこそ、我々は震災を耐え抜く家が必要だと考えているのです。

このSE構法は阪神淡路大震災後の、東日本大震災・新潟中越地震・熊本大地震でも主要な構造部に欠損はありませんでした。

これが、SE構法の強さです。

ただ地震に強い構造というのではなく、強靭な躯体だからこそ自由度の高い間取り、世代を超えて永く住める家、そして資産価値の高い家という付加価値がついているのです。

最大8.4mまで柱のない大空間が可能なため、大開口・大空間で心地よい暮らしが楽しめます。

構造をデザインするいここちの家づくり。

今日はぜひ災害についてご家族で話あってみてください。

そして、家づくりを検討中の皆様は、地震に強い家づくりについても考えてみてください。

それではまた・・・

by fujimura