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icocochi ブログ

2022.7.7

BEIも大切 省エネは説明義務から適合義務へ 

皆様こんにちは。

毎日猛暑が続いていますが、体調は大丈夫でしょうか。

もうすぐ平屋モデルハウスが高崎市中泉町にOPENします。

ただ今、仕上げ工事の真っ最中。猛暑の中で作業をして下さる業者の方々には本当に頭が下がります。

さて、今日は省エネの適合義務化に向けた国の政策についてです。

昨年2021年、省エネの説明義務化がスタートし、建物の省エネルギー基準の適否、適合しない場合の省エネ性能確保のための措置について、お施主様へ説明が必要になりました。

そして、2025年以降は新築住宅・非住宅に省エネ基準「断熱等級4」の適合が義務付けられます。

脱炭素社会の実現に向けての国の取り組みとして、今までの説明義務から適合義務化へと強化されるのです。

もちろん、いここちの家はすでに省エネ住宅を手掛けているので大きな混乱はありませんが・・・

いここちの家づくりには3つの基準があります。

①耐震基準(構造計算・耐震等級3)

②性能基準(UA値0.46以下)

③設計基準

この中の性能基準に関しては、いここちは、全棟で省エネ計算を行っており、その結果を報告書にまとめてお施主様に提出しています。

その報告書では様々な角度からこれから住む家の省エネ性を数値で確認することができるようになっています。

UA値(熱の通しやすさの指標)。これはZEH基準のひとつとしてよく目にする数値です。

BEI値(一次エネルギー消費量)。設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量にて計算され、数値が小さいほど「省エネルギー性能が高い建物」となります。この数値を小さくするには、建物の外皮性能を良くすることや冷暖房する範囲を小さくする、省エネ設備を導入する、給湯器を高効率給湯とする、照明をLEDとするなどの工夫が必要になります。

これからはUA値だけでなく、このBEI値も大きな関心値となってくるのです。

では、いここちの省エネ報告書ではどうなっているのでしょうか。

このような形でお施主様にご報告をさせていただいているのです。

 

SE構法は高い耐震性が確保できる構造のため、多くの方が大開口や開放的な間取りを望まれます。

でもそれと同時に「耐震性は大丈夫でも冬は寒くないの?」「夏は暑くないの?」と心配されるのです。

もちろん、何の対応もしなければ大開口・吹き抜けなどの開放的な間取りはそのようになりがちです。

いここちでは、そこはしっかり対応。

開放感もそして快適性もバランスよく提案させていただくのです。

耐震と性能と設計の基準を設けているいここち。

UA値だけでなく、BEI値も確認して、快適な暮らしを楽しめる家づくりを一緒にしませんか?

構造計算・省エネ計算・長期優良住宅は、いここちの心地よい暮らしには欠かせないのです。

高崎市浜尻町のモデルハウス・高崎市中泉町のモデルハウス。

どちらも心地よい空間になっていますので、ぜひご予約のうえご来場してご体感下さい。

お待ちしております。

ではまた・・・

by fujimura