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icocochi ブログ

2022.6.1

施工事例に性能が分かるUA値を追加

皆様こんにちは。

もうすぐ梅雨の季節がやってきますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

いここちHPの施工事例にUA値を追加記載しました。

いここちでは省エネ住宅の設計を心がけ、省エネ計算を行っています。

家の燃費を数値化し、皆様に安心して住んでいただけるようにしています。その数値のひとつがUA値です。

UA値以外にも以下の数値をお客様にご提示し、BELSの認定を受けているのです。

 

①UA値

UA値は熱の通しやすさの指標で、数値が小さいほど断熱仕様が平均的に良いと言えます。

冬に外皮から逃げていく熱が少なく、断熱材の性能や窓の性能、建物形状でUA値が決まります。

 

②ηAC値(イータエーシー)

夏の日射の入りやすさを表すもの。夏の日射熱取得率の平均値で、夏の涼しさを決める数値になります。

数値が小さいほど日射遮蔽性能が良いとされ、床以外の断熱仕様が良いこと、窓に日よけの工夫があるなどの建物ほど数値が小さくなります。

 

③ηAH値(イータエーエイチ値)

冬の日射の入りやすさを表すもの。冬の日射熱取得率の平均値で、数値が大きいほど日射取得性能がなります。

冬の暖かさを決める数値で、南面に窓が多いこと、窓の日射取得性能が高いといった建物ほど大きくなります。

④BEI

一次エネルギー消費量のことで、数値が小さいほど省エネ性能が高い建物とされています。

数値を小さくするには以下がポイントとなります。

・建物の外皮性能をよくする

・冷暖房する範囲を小さくする(特にLDKに繋がる空間を小さくする)

・省エネ設備を入れる

・給湯器を高効率給湯とする

・照明をLEDにする

もちろん、「性能がよい」だけではありません。

大開口や大空間、吹き抜けなどのSE構法が得意とする心地よい空間を作りつつ、性能を高くするのがいここちの家づくりなのです。

大開口や吹き抜けは、夏暑くて冬寒くないですか?とよく質問を頂きます。

その際は、このように省エネ計算の報告書をお見せてして、ご説明させていただくのです。

注文住宅のため同じ間取りはありません。ですから数値は一棟一棟異なっています。

ぜひ、開放感と性能を合わせ持つ素敵な事例をご覧ください。

施工事例はこちら

by fujimura