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icocochi ブログ

2018.4.16

断熱材はどれも同じではありません・・・

皆さんこんにちは。

「icocochiさん、断熱材は何を使っていますか?」

お客様に質問されることがあります。

「icocochiでは現在、セルロースファイバースーパージェットファイバーを使っています」このようにお答えしています。

なぜ、

数ある断熱材の中からスーパージェットファイバーを採用しているのか」

断熱材はどれも同じではないこと

断熱によって住みこごちも省エネも大違い」であることを今日はご紹介します。

 

夏暑く、冬寒いのはあたり前。

でもそれは屋外では構いませんが、生活をしている家では当たり前では通りません。

快適さは体感温度で決まります。

温度差は家の大敵です。

だから断熱はとても重要なのです。

 

室内の温度差は、サッシやタンスの裏側、収納の奥など家の至ることろに結露を発生させ次第にカビが生え、そのうちダニが繁殖・・・

ジメジメ・カビ、ダニの発生!!といったように悪循環をおこします。

木造住宅にとって結露は大敵。

家の老朽化のスピードを速めてしまいます。

当然、これでは健康な暮らしも快適な暮らしも出来ませんよね。

 

また、省エネも断熱が決め手なのです。

健康な暮らし、家の長寿命化・省エネは【断熱材】と大きくかかわりがあることを皆様にわかっていただきたいのです。

断熱材は後から取り替えることはかなり困難なこと。

だからこそ、断熱材はしっかりと選んでいただきたいのです。

 

icocochiの使用している断熱材。

省資源・省エネ・断熱・吸音・防露に優れているセルロースファイバー。

 

まずは【地球環境】の観点から・・・

スーパージェットファイバーの主原料は新聞古紙で、限られた地球資源を有効利用したリサイクル商品。

環境への負荷を極力抑えた住宅の省エネに貢献した断熱材なのです。

また、ガラス繊維系の断熱材を製造するエネルギーに比べ、約1/5の製造エネルギーで済むのも大きなポイントです。

 

そして【ここちよい暮らし】の観点から・・・

1.冷暖房費の節約

2.温度差の少ない暮らし

3.吸音効果

4.燃えにくい

4.健康な暮らし

5.家の長持ち

スーパージェットファイバーの木質繊維は、一本一本の繊維の中にも小さな空気胞があり、これが高い断熱性を生みます。また、優れた吸音性を持っているので、屋外の騒音や室内の音漏れなどの防音対策に効果を発揮します。一方グラスウールやロックウールは無機質繊維のため固く繊維自体に空気胞はありません。

吸音性はこちらの動画から確認できます。

 

 

また、スーパージェットファイバーは現場で「スキマなくすっぽり包む吹き込み工法」で施工されます。

一般的なマットを敷き詰める断熱工法はマットの継ぎ目のスキマから熱が逃げてしまい、十分に断熱効果が発揮できないといった弱点がありました。

スーパージェットファィバーは、施工専門会社のスタッフが断熱材を専用マシンで高密度に吹き込む工法を採用。

継ぎ目がないので隙間が出来ず、熱が逃げないので、優れた断熱効果を発揮してくれます。

スキマは断熱の大敵。5%のスキマで50%も断熱効果がダウンしてしまうのです。

そして皆様が心配される点が木質繊維なので燃えやすいのでは?!という点です。

スーパージェットファイバーは難燃処理をしっかりとしています。1000℃のガスバーナーで1分間燃やしても、表面は炭化しただけで中はそのままです。

万が一火災が発生しても延焼を遅らせ、さらに天然素材のため有毒なガスが発生することもないのです。

ここも、他の断熱材と異なります。

また、スーパージェットファイバーは無数の空気胞をもつ木質繊維からなっているので、断熱性能はガラスの7倍ほど。それは木質繊維で作ったいわば綿のようなもの。だから高断熱なのです。

 

いここちの家は大開口・大空間・吹抜けなどのを楽しめる耐震構法SE構法です。

大開口や大空間であっても夏涼しくて冬暖かいのは、このように断熱材にしっかりと向き合っているから。

そして窓の性能や自然のエネルギーもデザインとして組み込んでいるからです。

 

断熱材はどれも同じではありません。

断熱材によって快適な暮らしは変わってきます。

icocohiは、新聞紙をリサイクルした地球にやさしい断熱材【セルロースファイバー】を使用しています。

それは、環境に優しいだけでなく、断熱の性能・防露・調湿・防音など、多機能であるからなのです。

 

皆様も今一度、断熱について考えてみてはいかがでしょうか?

 

ではまた・・・

by fujimura