2020.12.26
皆様こんにちは。
blogでご紹介した家づくりの流れ【ご契約まで】と【着工まで】はいかがでしたでしょうか。
次は家づくりの流れ【完成まで】です。
家が形になる過程となります。
①基礎工事
縁の下の力持ちとなり、家を支える重要な部分です。
この基礎は、構造計算の結果をもとにつくられます。
基礎はベタ基礎といって、基礎の立ち上がりだけでなく底板一面がコンクリートになっている基礎です。
家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えます。
基礎の幅は17cmです。
この工程の中で配筋検査が行われます。
この検査では第三者機関立会のもと行われ、図面通りになっているか、鉄筋が高い精度で組まれているかなど細かくチェックされます。
②上棟
柱や梁などの家の基本構造を組み立てる作業です。
家の骨組みとなります。
この工程では、SE構法の醍醐味を目で確認することが出来ます。
特殊な金物や柱や梁の頑丈さ、剛接合と呼ばれる特殊な接合方法など、耐震への備えをご自身の目で確認出来る貴重な時期です。
③木工事
上棟が終了して本格的な木工事となります。
いここちでは、大工工事をSE構法を特に熟知している大工さんに限定して依頼をしています。
なぜなら、SE構法は特殊な構法で高い技術を必要とするからです。
ですから、いつも同じメンバー。チーム一丸となって家をつくりあげます。
安心して工事を依頼できるプロフェッショナルに、大切なお客様の家を手掛けてもらっているのです。
釘のビッチも最適な力を発揮できるように、間隔が決められています。
この緻密さも強固な家づくりには欠かせないのです。
この間に検査が行われます。
・構造躯体検査
・外装下地防水検査
これは工事監督の自主検査はもちろん、第三者機関による検査も受け合格して、次のステップに進むシステムとなっています。
金物のゆるみはないか、防水処理は正確に行われているか、プロのチェックを受けます。
④電気配線検査
電気の配線が正確に配置されているかを確認します。
そして、お施主様立会いによる電気配線確認を現場にて行い、最終的な確認をお施主様にしていただきます。
⑤断熱検査
電気配線が正しく配置されているかを確認できた後、断熱材の施工となります。
いここちでは、断熱材にセルロースファイバーを使用しています。
これは、古紙などの木質繊維系から生まれた断熱材で、環境にも優しく断熱性や吸音性に優れています。
現場で隙間なく吹き込む工法で、確実な工事を専門業者に依頼しています。
そして、現場監督が検査を行う仕組みになっています。
⑥外装仕上げ検査
外部の足場を外す前に外装部をチェックします。
⑦木工事完了検査
木工事が完了した時点で、現場・設計が図面通りに施工されているか、下地のボードが綺麗に施工されているかなどチェックしていきます。
木工事の完了検査はとても重要です。
この検査で是正しなければ、キレイな仕上がりにはなりません。
そしてこれがクリアできると最後の仕上げ工事に進めるのです。
⑧内装工事
壁や天井の仕上げや照明器具・衛生器具などの取り付けを行います。
そしてクリーニング工事を経て、いここちの家が現れるのです。
⑨完成検査
現場目線で工事の精度を最終確認します。
➉社内完成検査
いここちスタッフ全員でチェックを行います。
⑪第三者機関による完成検査
第三者機関による検査を受けます。
⑫行政機関による完了検査
行政の完了検査を受けます。
この検査が通れば検査済み証が発行されます。
⑬お施主様立会による完成確認
プロの厳しい検査をクリアした後に、お施主様に確認をしていただきます。
⑭設備等の取扱説明
お引渡し前に器具の取扱方法や、お手入れの方法を説明させていただきます。
⑮お引渡し
ようやく建物のお引渡しを迎えます。
定期点検に続く・・・
以上となります。
工事は基本的には検査をクリアして次工程に進む仕組みです。
その検査は、自主検査だけでなく第三者機関の厳しい目からもチェックをしてもらい、快適な暮らしを継続出来るようにしているのです。
基礎工事から完成までいくつもの工程があります。
そして、多くの業者の手を借り、多くの検査をクリアし、オーダーメイド住宅が仕上がるのです。
いかがでしたか?
次回は、家づくりの流れ【定期点検】です。
それではまた・・・
by fujimura
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