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icocochi ブログ

2018.12.1

企業誌icocochiの取材で町田酒造様に訪問

皆様こんにちは。

先日、前橋市駒形町にある「町田酒造」に伺わせていただきました。

それは次号の「企業誌icocochi vol.4」の取材のためです。企業誌icocochiは弊社で注文住宅を建てて下さった方の暮らしをご紹介したり、地元企業様の仕事をご紹介したりする企業冊子です。今回で4冊目になります。

今回取材をさせていただいた町田酒造さんは明治16年創業の老舗の酒造会社さんです。

伝統を守りつつ、新しいことにもチャレンジしている町田酒造さん。とても勉強になるお話を聞かせていただきました。世間での日本酒の考え方も随分変化をしているそうです。そこで、今までの発想にとらわれず、また大手酒造メーカーとは異なる独自ポリシーで日本酒造りをされていました。万人に愛されるお酒というのではなく、自分が自信を持って「旨い」と言える日本酒を提供するという確固たる信念を貫く姿勢には、見習う部分も多くありました。

嗜好品なので好き嫌いがあるから、なかなか全員に好まれるのは難しい。曖昧になってしまう日本酒づくりではなく、芯をもって「これが町田酒造の日本酒」と言えるものを、全身全霊で手掛けているとのことでした。酒造りの命とも言える麹をお米に種まくところは、しっかりと手作業で向き合っていらっしゃいます。機械に任せる作業と手仕事を優先する作業とがあり、これを怠ると日本酒の出来に大きく左右するとのことでした。町田酒造さんには古くから使用している井戸もあり、美味しいお水にも恵まれた環境でもあるのです。

この時期は一番日本酒造りで忙しい時期です。それでも私たちのために貴重な時間を割いて、そして熱い想いを聞かせていただきました。

本当に美味しいと感じるものならば、たとえ希少価値でも相手に愛飲してもらえる。そういう想いから、大量生産は出来なくてもしっかりとファンの心を掴んでいるようで、現在は群馬県内より都心を中心に出回っているそうです。

ちなみに、町田酒造さんではいくつかの種類の日本酒を作られていますが、一番熱いのがこちら。

その名も「町田酒造」という日本酒です。

 

出回っている数は群馬ではごくわずか。県内の酒屋さんでは取り扱いが少ないそうで、なかなか手に入りません。会社名をそのまま日本酒の名前にしていることろからも、その熱い想いが伝わります。

女性にも飲みやすいフルーティーな香りと味わい。ゆっくりとグラスを傾け、味わいながらここちよい飲みの時間を楽しめるお酒です。じっくりと時間をかけて味わいたいとても美味しい日本酒でした。

実はこの「町田酒造」は、ごくわずかな発砲タイプなので、微弱なガス感がフルーティーな香りと一体化して食事にとても合うのです。

女性にも好まれる理由はそこにもあるのですね。実は私、この取材の以前にも町田酒造さんのお酒をいただいたことがあります。しかもこの「町田酒造」を・・・

いただいた時、この微弱なガスと優しい香りに心を奪われました。

ぜひ、皆様も機会がありましたら町田酒造さんのお酒をたしなんで下さい。きっと日本酒の世界が広がりますよ。

詳細は、もうすぐ発刊する企業誌 icocochivol.4でどうぞ。

なお、企業誌はOB様に進呈のほか、モデルハウスにご来場いただいた方にも差し上げています。ぜひお手に取ってご覧ください。

では、また・・・

by fujimura