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icocochi ブログ

2019.10.25

台風前にぜひ。ベランダのお掃除も忘れずに!

 

このたびの台風において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

最近の度重なる台風上陸や接近で、皆様も大変な思いをされていることと思います。

我々家づくりに携わる業者も、引渡しをさせていただいたOB様のお宅が大丈夫か、工事中の現場に異常はないかなどの確認に追われます。

OB様は日頃のちょっとしたお手入れによって、被害を少なくすることも出来る場合があります。

そこで今回は、ベランダの清掃をご紹介させていただきます。

【ベランダ清掃】

このように囲われているベランダ空間はプライバシーも確保しやすく、外部になっているので開放感も楽しめます。

また、洗濯動線の近くに設置している場合は、干すスペースとしても活躍してくれます。外から見られる心配がないので洗濯物も干しやすいですね。

しかし、外部空間ですから、ゴミや落ちてきたり枯れ葉が飛んできたりすることもあります。

砂程度の小さなものでしたら床に落ちてもやがて雨で流され、樋を通って雨水桝に流れますが、枯れ葉などはそうはいきません。樋が詰まってしまいます。

大抵はベランダの排水溝についている網に引っ掛かり、ゴミは樋に入らないようになっています。

しかし、定期的にこのようなゴミを清掃しないと次第にどんどん増えて、しまいには・・・

下の写真のようになっています。

このようにゴミがあふれてしまうと、雨が樋に流れなくなってしまうので要注意です!!

通常は床の排水に水が流れなくなったり、のみ切れないほどの水量がある場合は、オーバーフローといって雨があふれないように壁にも水を抜く排水口が設置してあります。

しかし、あまりにもゴミがたまり過ぎるとそのオーバーフローさえも隠れてしまい、雨が流れなくなってしまう原因になるのです。

そうすると雨がどんどんたまりあふれたり、雨漏りの原因のひとつにもなってしまうのです。

ですから少し面倒と感じるかも知れませんが、定期的にお手入れていただき詰まりをなくしていただきたいのです。

大切な住まいを守るためのお手入れです。ご家族皆様で協力して、美しい暮らしを維持できるようにお手入れをしていただくことをおススメします。

はい、きれいになりました。

ベランダに物を置く際には、こういった排水口をふさいだり見えなくなるようにするのは極力控えましょう。

また、ベランダにプランタ―などを設置し植物鑑賞を楽しんでいる方は、土が流れないようにご注意くださいね。

 

おまけにもうひとつ。

豪雨で地面に水がたまった場合、ひとつの方法として雨水桝の蓋を少しずらして雨をのみこませる方法があります。注意していただきたいのはあくまでも大雨の時だけです。蓋をずらして物を落としたり足を落としては大変です。大雨が過ぎたら必ず戻してください。

また、少しずらしている最中はずれていることかわかるようにしてください。

また、マスには雨を流す「雨水桝」と生活ででた汚れた水を流す「汚水桝」がありますのでご注意。定期的な点検の際にメンテナンス担当者に事前に、雨水桝がどれか聞いて確認をしておくとよいでしょう。

icocochiの長期優良住宅の住まいは、長く住んでいただくことに意味があります。しっかり定期点検をして良い状態を維持し、暮らしを豊かにしてください。

icocochiは住んでからのサポートもしっかりしますので、心配事があればいつでもお問合せ下さい。

それではまた・・・

by fujimura