間接照明と直接照明の使い分け

皆様こんにちは。

今日は照明のお話をさせていただきます。

照明については何度かブログで書かせていただいておりますが、今日は間接照明をピックアップしてみたいと思います。

モデルハウスは間接照明を取り入れています。

こちら、大開口の窓の上部が優しい明かりだまりになっているのがおわかりいただけると思います。

間接照明は、天井面や壁面に光をあててその反射光により室内全般を柔らかく照明する方法で、幻想的な光の雰囲気を楽しむことが出来ます。

不快感のある眩しさ(グレア)のない柔らかな照明環境となる反面、直接照明に比べて陰影がぼんやりして効率は低くなります。

ですから、間接照明を取り入れる際は

・空間のイメージを考える

・空間の用途・インテリアを考える

・全体照明と部分照明を考える

といった、照明計画をしっかりと立ててから実行しましょう。

照明は照らす面によって部屋の雰囲気は大きく変わります。

また、年齢と共に必要とする明かりも変化をしていきます。

間接照明では明るさが不安と感じる時期がくれば、スタンド照明など置き型のものを追加して快適な暮らしを継続させて下さい。

 

【天井面を照らす】

上への広がりが強調され、のびやかな空間を演出することが出来ます。

室内に入ると視線も上部にいきますので、天井をより高く感じることが出来ます。

天井に柔らかい光が回り込んで、穏やかな気持ちになります。

 

【壁面を照らす】

横方向への広がりが強調され、明るさが増し広がり感のある空間を演出することが出来ます。

吹き抜けや高天井の場合、いここちでは間接照明や壁付けのブラケット照明を組み合わせることも多く、そうすることでしっかりと明るさを確保出来ます。

 

【天井と壁面を照らす】

開放的で安らぎのあるイメージを演出することが出来ます。

 

【全体をバランスよく照らす】

全体に光がバランスよくあたれば、光に包まれたような優しいイメージを演出することが出来ます。

間接照明を使うことで、室内の中心の天井に付いているシーリングライトとは違った、奥行きのある空間づくりが出来るのです。

 

【床面と壁面を照らす】

どっしりとした重厚感のあるイメージを演出することが出来ます。

天井が暗いと非日常的な雰囲気になりますね。

(写真は間接照明とは少し違いますが・・・)

icocochiモデルハウスでは、寝室にも間接照明を使用しています。

寝るための空間にとって適切な照明という位置付けで少し暗めの全般照明を設定をし、読書などにはスタンドで光を補うようにしています。

ベッドに入った時に、直接目に光源が入らないような配置もしています。

光源が入ると、目を閉じても光の残像が残りリラックス出来ません。

ゆっくりと安眠していただくためにも、光源が入らないように間接照明も組み合わせて心地よい空間をつくりあげるとよいでしょう。

一日の疲れをとるための大切な場所と時間。

間接照明の力がここで役に立つのです。

間接照明と一言でいっても、様々な手法・役割がありそして使い方があります。

壁や天井に光を反射させるコーニス照明・コープ照明は、光がしっかりと反射しなければ美しさは半減していまいます。

反射するだけの高さ・間隔をつくることも忘れないで下さい。

照明と天井との距離や照明と壁との距離の関係はとても重要です。

この間隔が狭すぎると光が強すぎて詰まった光で終わってしまいますよ。

また、反射する壁や天井の素材や色によっても効果は変わります。

そんな照明の話を11/21・22に、高崎市浜尻町のいここちモデルハウスで夜のイベントとしてさせていただきます。

間接照明の美しさを体感できますので、ぜひ、お出掛け下さい。

なお、予約制となりますのでご予約はお早めに。

イベントのお知らせはこちら

それでは、夜のモデルハウスでお逢いしましょう!!

by fujijmura