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icocochi ブログ

2018.6.22

「ここちよい暮らしの提案に役立つかな?」尾瀬トレッキング

皆さんこんにちは。

先日、スタッフと尾瀬トレッキングに行ってきました。

梅雨の時期のため天候がとても心配でしたが、見ての通りの晴れ!!素敵な景色が目の前に飛び込んで来ました。

  

今回のトレッキングは、群馬県側の鳩待峠をスタートして尾瀬ヶ原を歩くコース。初心者でも楽しめる「尾瀬らしさ」満載のコースをトレッキング。歩行路はほとんどが木道で整備されており非常に歩きやすく、なんと言っても最高景色が広がっていました。私が尾瀬を歩くのは何年ぶりでしょうか?記憶にないくらいはるか昔の頃だったような気がします・・・

ここまで久し振りだと、もう全くの初心者ですね。前日も嬉しさのあまり興奮してあまり眠れませんでした(笑)

トレッキング中もハイテンションが続きます。

尾瀬ヶ原をスタートしてすぐ目に映る山には、ほんのわずかではありますが「残雪」があるではないですか・・・

こんなに天気が良く気温も高いのに、高い場所では残雪が見られなんて不思議で得した気分でした。目に映るものがこのように美しい自然だったら、歩いていても楽しいですし疲れも感じにくくなります。空気も新鮮でみんなで大きく深呼吸をしてしまいました。

家にいても同じですよね。目に映るものが美しければ大変な家事でも気分が多少和らぎます。ですから立った時に見える視線の先を私たちは重要視しているのです。

暮らしと自然は密接に関係にあります。

トレッキングしながら様々な風景が飛び込んできました。

水芭蕉の季節にはちょっぴり遅いのですが、所々に咲いていたりしていました。その水芭蕉も今まで写真などで見ていたものよりはるかに大きなものも多く、自然のダイナミックさに感動でした。

また、目の前に映る山々も太陽の光を受け神々しく見えたり、雲の流れによって日陰になり濃い緑色に変化したりと、時間によって様々な顔を見せてくれました。太陽の光が直接当たるか、雲に隠れるかで雰囲気がぐっと変わってくるのです。

暮らしの中にも陰影を取り入れると心豊かな生活が送れます。現代にはあまり暗がりがありません。家でも会社でも隅々まで明るいのが常識になっています。でも、どうでしょう。時に程よい暗さを感じられる安らぎ空間に心がホッとすることはないでしょうか。これによって緊張感が和らぐことも出来るのです。ここちよい暮らしは新築の提案時から始まっているのです。

 

鳩待峠~山の鼻~牛首分岐~竜宮~ヨッピ吊橋~東電小屋を休憩を挟みながら歩き、ここでお昼休憩。

早起きしてにぎったおにぎりを二個ぺろりと平らげました。体を動かした後のご飯は格別です。いつもより何倍もおいしく感じました!!

山小屋に荷物を届ける方は↑の写真のように、大きな荷物をいくつも担いで運んでいるのです。本当に感謝です。私たちがこのようにトレッキングを楽しめるのも、尾瀬を維持管理している方々や、支えてくれている方々のおかげだと改めて感じました。

私たちがトレッキングを実施した数日前までが一番のピークだったようで、かなり混雑をしていたそうです。

たっぷりと休憩をした後は山の鼻の山小屋まで引き返しました。

そして、最後の難関前でパワーをつけるために花豆ソフトクリームで栄養補給。

そして、最後上りを「へぃへぃ」言いながら無事に終え、目的のトレッキングをやり遂げたのです。

当初の予定はもう少し短い距離を予定していましたが、結局予定より頑張り、約20kmを歩きました。ほぼ平坦ではありますが、最後の最後の上りはさすがに息も上がりました。

でも、やり遂げた達成感は言葉では表現出来ないくらい充実したものでした。「大変だから・面倒だから」という気持ちが先に来てしまうと、目標を達成するのは難しいかもしれません。

以前、OB様に教えていただきました。「目的を達成するにはどうすればよいか細かく仮説を立てていくと、達成への道が開けますよ」と・・・

最初から諦めてしまわず、できる手段をきちんと順序立てて計画する。OB様のアドバイスが素敵な結果と経験を与えてくれたのです。

家づくりの提案も同じです。

もちろん、全てお客様の要望が叶うとは限りません。でもそこで「NO」と言って諦めてもらうのではなく、代替え案をしっかりと提案して、別の角度からここちよく暮らせる暮らしを提案するのも私たちの仕事なのです。

今回の尾瀬トレッキングは、OB様の繋がり企画のヒントになればとスタッフで計画をしたものでした。この企画が採用されるかはわかりませんが、OB様に喜ばれる企画案をどんどん考えていきたいと思っています。

OB様、こんな企画をして欲しいというものがあれば、ぜひスタッフにお声がけ下さい。一緒に楽しみましょう!!

 

では、また・・・

by fujimura